【顱】 25画 頁(16) 1級
[音] | ロ |
[訓] | かしら |
こうべ | |
あたま | |
どくろ |
《意味》
あたま。こうべ。かしら。頭の骨。どくろ。また、頭の上部。
【顱頂】ろちょう
頭のてっぺん。頭頂。
【顱頂骨】ろちょうこつ
頭頂骨。頭蓋骨の一部。頭蓋の中心にある左右一対の平らな四角形の骨。
【円顱】えんろ
【円顱方趾】えんろほうし
人間のこと。
「円顱」は丸い頭。「方趾」は四角い足。
古代中国では、人間の丸い頭は天を、四角い足は地を象ってできたもので、従って人間と天地は似ている存在であると説いたもの。
「円頭方足」「円首方足」
【頭顱】とうろ
あたま。また、特に、風雨にさらされて肉が落ちた頭蓋骨。どくろ。
《字源》
声符は「盧(ろ)」。
「盧」はご飯を入れるための器の形。
「頁(けつ)」は祭事のとき、頭上に呪飾をつけた人の側身形、もしくは単に人の首から上を表す。
丸い器と頭蓋骨のイメージが重なる。
:「盧」の甲骨文字。